人が生きている限り、無くならない鉄と仲良くなる仕事

株式会社ミヤザキ・メタルサービス

普段、人目に付かない鉄クズ業界。…ですが、鉄ってすごいんです。 ここに来てくださったからには少し知ってください。 リサイクル▶SDGｓ、現場仕事、重機、クレーン等に 興味のある人は、特に面白いです。 実は地球を構成する物質の内、約3割が鉄▶構成比率1位。 紀元前1200年から続く、長い長い「鉄器時代」の延長の現代。 そう…地球は鉄の惑星なのです。 豊富にある鉄を使い、人類は繁栄してきました。 ・価格が安い ・頑丈 ・色んな元素を足すことで性質が変わる ・使用後も（磁石に引っ付くから）分け易い ・溶かすことで性質がリセットされる 故に、リサイクルが容易！ この優れた特性から、沢山の新素材が開発される中でも 鉄は文明を支える基幹素材としての地位を揺るぎませんでした。 変化が激しく、数年後の世界の見通しが困難な時代ですが 歴史が示すように、明確な強みを持って3000年以上続いてきた 鉄器時代が、この先簡単に終わることこそ困難と考えております。 そして、環境負荷の低減を目指すことが不可避な現代。 基幹素材である鉄のリサイクルを如何に効率よく担うのか。 これこそ私達が日々、手掛けている仕事そのもので、 人が生きている限り、無くならない仕事だと思っています。 私は確信しております、「そう遠からず、現場仕事の時代が来る」…と。 外資系の金融企業で10年間営業を務め、非常に多くの業態の社長様と接し 多くの業界に漬かった経験と数値の理解から得た知見です。 AIが爆発的な進歩を遂げつつありますが それ以前から、明らかにホワイトカラーは飽和気味でした。 ここにAIが追い打ちをかけ、頭脳労働者の需要は明らかに減少傾向です。 他方、技術習得には時間を要し、またシチュエーションが規格化するには 多岐に渡り過ぎている「解体」・「リサイクル」の分野は、常に人手不足。 これには2つの原因があると推測しています。 ①長時間労働等ブラックなイメージが付いてしまっている ②業界があまり知られていない。 ①は弊社は解決に向けて動いています。 ・日祝固定休みの年間休日105日 ・残業は月10h以内 ・有給取得率向上 これからも改善し続けるために仲間を求めています。 ②は…SNS等広報勉強中です。 この業界で、共にオンリーワンを目指しませんか。 目の前には必ず、必要としている人がいます。

〈とにかく、持ってきていただけた鉄クズは出来る限り引き取ること〉です。 鉄スクラップ屋によっては、「これはダメで」とお客様にお断りするシーンも少なくありません。 ですが、弊社では出来る限り広い範囲の品物を引き取ることでリピーター様を生んでいます。 一つ、最近嬉しいエピソードがありました。 取引先伝いに回りまわって「ミヤザキさんなら引き取れるか不明な物でもすぐに断らず、 きちんと見て、どうすれば引き取れるか考えてくれるので、 第一想起で選んでたまに使わせてもらってます。」といった声があったんです。 お客様に想いが通じているんだ…嬉しかったですね。 それも関連しているのか弊社の素晴らしい所は社名でなく 個人名でお客さんに呼ばれるスタッフが多いこと。 信頼関係の構築があってこそです。 あとは、私自身お客様や人への思いは大事にしているかもしれません。 インスタントみたいな…「納品したんで！」的な感じだと、ＡＩじゃあるまいし 人を介して頼んだりする意味って無くなると思うんです。 だからこそ、人間臭いコミュニケーションとか、時代と逆行してると叱られそうですけど そういうの大事にしていきたいですし、そこに共感してくれる仲間を探しています。

外部評価を高めるため、事業に必要な許認可を取得して維持すること 決算内容を適正に保つことは勿論、新しいことへの チャレンジを会社として積極的に進めています。 チャレンジの内容を具体化することで事業計画とし、行政に認めてもらう ことで経営革新計画、事業継続力強化計画など各種認定を取得。 これらの認定と設備投資に際しての補助金活用（ものづくり補助金・ エネルギー合理化補助金）を並行させ、善き企業市民として社会性のある 事業を継続し、また設備投資を通じた顧客への還元も目指していきます。

[金属の荷受] 自社工場に運び込まれてくる、金属の荷受。 荷受と一言で言いますが…具体的には、結構やることは多いです。 ・誘導(オーライ！) ・トラックのアオリ開閉 ・重機やクレーンを使った荷下ろし 荷下ろし後は、下記の感じへと進んでいきます。 ・品物の検収…どんな品質の品物かの検品 ・選別…鉄と非鉄金属の仕分け、樹脂や木など付着物の除去 ・加工…圧縮か切断 [金属の運搬] 発生現場にトラックで乗り付け、自社工場までの運搬を行います。 乗りこなせる機材が増えれば、自分でトラックへの積込み作業を行うこともあります。 当社の保有車輛は2トン～10トンクラスまで様々。 社歴と共に少しずつ、大きな車に乗るようになっていくイメージです。 写真は社内での重機操縦風景。 この他に、大型トラック、ユニック車両（グラップルトラック） クレーンを操縦し、またガス溶断～玉掛まで 非常に多岐に渡った作業を担えるメンバーが揃っています。 [鋼構造物の解体] 不要設備や機械式駐車場など、金属で構成された設備の解体撤去も行います。 多様なスキルを持ったメンバーと幅広い機材保有から、運搬より更に川上の解体撤去仕事も多く依頼が入ります。 部分的には専門の協力業者さんとタイアップしながら、全体の現場監督を任される場合もあります。

[ミヤザキ・メタルサービス初の出戻り。永田さん] 21,22歳の頃に大型免許取ってから ミヤザキ・メタルサービスに就職しました。 この仕事が好きで 仲間が好きで 居心地良かった。 ですが、25歳の時にもう少し 色々チャレンジしたいなと退職。 ですが、退職してから気付いたことがあります。 いい会社だったんです。そう、心に残りました。 「もう一回戻りたい」 何度も思いました。 そのキッカケが出来たのは28の時。 常務と夏凪さんと滝口さんに 「戻っておいで」と言われたんです。 退職後も転職先で取引先になっていた 関係で交流はあったんです。 くすぶってしまって、うまくいかず 転職先を辞めると退職の挨拶した時に… 戻ってこいと言われた時は本当に嬉しかったです。 3年離れてたら人も機材も変わったけど それでも、戻って本当に良かったです。 ◇補足◇ 滝口さんから▷ 彼は有望だと目を掛けていました。色々出張にも連れていきましたよ。 寂しかったですが、彼の退職希望…チャレンジ精神でしたから 若い子がいろんな形で挑戦したい思いは応援したかったので見送りました。 彼の転職先で彼と繋がっていまして、彼を気にかけてたんです。 戻ってきてほしかったのは、若い子が多くなっていた時で 先輩世代とのパイプ役を彼に担ってほしかったんです。 技術的にも人格的にも信頼できる子です。 常務から▷ 退職相談を受けた際、理由を聞いて慰留はしませんでした。 若い頃しか出来ないチャレンジをするなら 笑顔で送り出してあげようと思ったからです。 彼から 「転職先から離れるため社外協力先としても動けなくなる」 と聞いた時に 「じゃあ戻ってきたら？」 と、率直に伝えました。 当初、社内には色んな考え方をする人がいましたが、 結果的に今は全員が 「外での経験を積んだ上で戻ってきてくれて良かった」 と感じてくれていると、信じています。 [これから入社する新人さんへ] いつでも聞きやすい人でありたい、と僕も奮闘中。 現場職の仕事で最初にぶつかる課題は… 「聞いていいタイミングが分からない！」こと。 危険が伴う作業が多いので、いっぱいいっぱいの時に質問が来たら 少しぶっきらぼうになることも、正直そこは改善すべき所ですが 分からないことは一人で抱えず、聞いてくださいね。 僕も余裕が持てるように、頑張ります！

私はクレーンマンなのですが、クレーン操作が…ある日突然、自分でも驚くぐらい上手くなります！ そして、それは確実に周囲も気付くし、褒められる。 仕事の中で急に流れが分かり、ポイントが掴める瞬間がある。 その瞬間が何とも言えない快感です…！

「叔父が働いてる会社というイメージでした。」 入社3年目の滝口さんの叔父さんは当社の重鎮社員さん。 バイトとして接してはいたからこそ、力仕事が結構ある… もっと分かりやすく言うと「体力的にヤバい」ことは 知ってたものの、入社初日に感じたことは… 「他の社員さんと同じ業務内容を自分がやれる気がしない」 そんな気持ちを抱いたものの 「今は周りから『結構いろいろ出来るようになったやん』と 言われるがまだ実感が無い。…けど、出来ちゃってるみたい。そんな感じ。」 [転職して嬉しかったこと] 転職して時間外手当がしっかり出たり 福利厚生内容が聞いてた通りだったこと。 （採用担当としては「それは当然では。。。」と思うけど）。 [失敗なんか無い。何故なら…] 嬉しかったのは、金属の選別業務が早くなったことを先輩に 褒められたことも嬉しかったし、自分が担当したお客さんに 「やっぱりおたくに頼んで良かったわ！」と言われた時には 過去からの積み重ねが継続されている感じがして、やりがいを感じた。 失敗ね。。。失敗なんか無いな。全部、成功へのプロセスだから！ （前向き過ぎて眩しく、インタビュー終了）

[入社1年目の橋元さん目線で語ります！] そもそもの入社動機は「重機の資格を活かしたい」と 「勤務時間を固定化したい」という2点でした。 この2点に合致したミヤザキ・メタルサービスに見学へ行きましたが… 正直、見学しても何をやってるかさっぱり分かりませんでした！笑 ただ職場の雰囲気がどんなものかを感じられて、見学して良かったです。 元々は単車に乗っていたため、入社前は乗用車の運転もおぼつかない 部分あったのですが、入社半年で大型免許まで取らせてもらい 今後の業務内容も広がり今から楽しみで仕方ありません。 こうして技術を身に付けることで、自分の仕事を先輩が 評価してくれて、色々とサポートして頂けると嬉しいです。 現場が片付いた時に、お客様からお礼を言われたりすると 「やってよかったな」と達成感です。 …その分、想像以上に体力が求められますが(笑) 本当に勤務時間がはっきりしていて、自分時間が持てるようになったので 前職に比べると、休みが取りやすい環境であることも嬉しいです。